沖ノ島古墳群

沖ノ島古墳群   南あわじ市 阿那賀 伊毘

 鳴門海峡を眼下に望む阿那賀 伊毘の沖ノ島に所在する古墳群

 昭和35年と昭和36年に、13基の古墳と1基の祭祀遺構(さいし)が発掘調査された。

 結果、横穴式石室2基と竪穴式石室11基で構成され、古墳から出てきた須恵器(すえき)や漁具関係の遺物などから1,400年~1,500年前の6世紀頃を中心に造られたようだ。

出土遺物から古墳の被葬者は、海人族(あま)の有力者たちのものと考えられる。

 副葬品としては 珍しい鉄製釣針、土錘、軽石製の浮子、 須恵器、結晶片岩製の棒状石器など

沖ノ島  兵庫県南あわじ市 阿那賀伊毘