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五斗長垣内(ごっさかいと)遺跡
五斗長垣内(ごっさかいと)遺跡 弥生時代・国内最大級の鉄器生産集落
2012/6/15国の文化審議会が五斗長垣内(ごっさかいと)遺跡 を史跡に指定すると平野文科大臣に答申した。12棟もの鉄器工房跡は全国最多。
約1,800年~1,900年前、弥生時代後期に鉄器作りをしていた集落の跡。
発掘調査では、23棟もの竪穴式建物跡が見つかった。そのうち、鍛冶炉跡のあるのが12棟。
ここから多くの鉄製品や石製の工具も出土し、有力指導者のもと、鉄器づくりがかなりの規模で行われていたと思われる。弥生時代後期に鉄器の使用が始まるが、当時はまだ製鉄の技術は無く、鉄素材を朝鮮半島に頼る鉄器生産が、どのようにして広まっていったかを知る貴重な遺跡である。
遺跡は海岸から約3㎞、標高約200mの丘陵にあり、東西約500m、南北約50m。
ここからは、播磨灘が一望でき、海上交通の便も良い。
弥生時代後期の淡路島には、人が暮らした跡のない、丘陵地帯に集落ができ、その数も急激に増えたとされる。しかし、弥生時代の末期には急激に減っていき、古墳時代には無くなるなど劇的な変動がみられた。また、この遺跡周辺には水田や墓地の跡は見つからず、工房と住居が分かれていたのではなど考えられる。
ここは近畿地方の鉄製品の重要な製造拠点であったが、何らかの理由により消えていった。当時は近隣氏族同士の勢力争いも多く、それにより、衰退したのではなど考えられる。
場所:兵庫県淡路市黒谷 北淡IC出てすぐ左折、なだらかな坂を上り4分。道路の左側に看板あり。
五斗長垣内遺跡出土遺物展
AM9:00~PM5:00
(入館はPM54:30まで)
休館日:月
入館料;大人210円・小人100円
淡路市北淡歴史民俗資料館
問合せ先
淡路市教育委員会社会教育課
Tel:0799-64-2520
Fax:0799-62-0551
淡路市北淡歴史民俗資料館
淡路市浅野南240
Tel:0799-82-2177
Fax:0799-82-2177
北淡歴史民俗資料館へは五斗長垣内遺跡から5km、車で10分
淡路市北淡歴史民俗資料館
